[ WORK ]脱炭素ふじさわ市民会議
神奈川県藤沢市で開催された「脱炭素ふじさわ市民会議」の8ページの小冊子のアートディレクションとデザインを担当するご縁をいただきました。
「気候市民会議」とは、脱炭素・気候変動対策を国や自治体だけでなく、市民の参加と議論によって進めることを目指して2019年ごろに欧州で始まったものですが、日本でもこれまでに全国30弱の自治体で開催されています。
藤沢市では昨年度に行われ、断熱や再生可能エネルギーの導入など「住まいの脱炭素」について考える会議となり、そこからの提案をわかりやすくシンプルにまとめた冊子です。

表紙は、ふじさわの風土 + 気候 + 住まい(建物)をモチーフにそれらが循環しているような景色をマーカーで手描きしたビジュアルにし、このおおらかな手描きのタッチは全ページで展開していきます。それは、会議中に参加者たちが大きな模造紙やカラフルな付箋に意見などを書き込んで熟議する様子から着想しました。
一般社団法人 環境政策対話研究所のウェブサイトから、本冊子の全ページがPDFで閲覧ができるようになっているので、ぜひご覧になってみてください。
4月は桜をみるだけで気持ち新たに前向きになれる大好きな季節ですが、入学や新社会人の人たちを思うと、そんな若い世代の人たちが生きる未来やずっと先の地球が、どんな生き物にとっても生きやすい環境でありますように…と思います。私たちひとりひとりの力は微力ですが、この冊子をきっかけに少しでもいい動きが藤沢から広がり、少しずつ大きな力になることを願いたいです。そんな思いで、この冊子は、若い人たちにでも興味を持ってもらえる、ふじさわの脱炭素を目指す優しい読本的なものを目指してみました。