[ WORK ]フランスへのとびら
ライターの西谷渉さんによるnoteでの連載「フランスへのとびら」のキービジュアルのアートディレクションを担当しました。
このマガジンでは、フランス人の価値観やライフスタイルに共感し影響を受け、それが今の暮らしや仕事にいかされている人たちへのインタビューが連載されています。
キービジュアルは、「とびら」=「 森の入り口」と見立て、インタビュイーのそれぞれの人生を、フランスという国や文化に触れて伸びやかに育ってきた一本一本の樹木ととらえ表現しました。絵作りはイラストレーターのアンドアノさんにご依頼し、彼女の感性も加わったことで、より魅力的なアイキャッチに仕上がりました。
個をありのまま受け入れ尊重するフランスという国の中で、ゆっくり成長し、根差していく生き方に、渉さんの文章を通じて読者が出会うことで、まるで未知なる森を散策したような、森林浴をしたような、呼吸しやすい心地よさを味わったり、前向きな気持ちになれることをビジュアルに込めています。

「ありのままの個を尊重したり、何歳になっても人生を謳歌する国民性、言葉を交わしあうヒューマンな社会。“おしゃれで、きらきら”の憧れだけが、パリ=フランスじゃない。 フランスで暮らし、働いてきた人たちの物語を通して、フランスという国の奥深い魅力や、フランス人の生き方や考え方に出会いにいこう。」というメッセージのもと、幼少期に家族とフランスのパリで暮らし、 多様な文化に興味を持たれた渉さんならではの視点で書かれた記事。
私自身も、初めて知るフランスにまつわる人や暮らしの魅力に触れて、前向きな気持ちと心地よい読後感で満たされています。ぜひ覗いてみてください。