［ WORK ］スワン洋菓子店 「江の島アルブル」
小田急線の本鵠沼駅からすぐの「スワン洋菓子店」さんのタペストリーのアートディレクションとデザインを担当しました。
鵠沼がまだ田んぼや畑一面だった時代から町の洋菓子店として愛されてきたこのお店は、現在3代目で今年創業71周年を迎えた名店です。
そして、看板商品のひとつである「江の島アルブル」というアーモンドクッキーもまた、20年以上作られ続けているロングセラー。そのクッキーの存在を、お客さんや商店街を行き交う人たちに改めて伝えたいということで、店舗の正面に吊り下げるタペストリーを作ることになりました。
「江の島アルブル」のイメージは、商品ロゴやパッケージデザインによって既に確立されていたので、そのイメージや要素を生かし、モダンな印象に少しだけシフトするデザインを目指しました。
シェフが1枚1枚丁寧に手作りしていることが伝わる形や焼き色の個体差と、練り込まれたアーモンドの粒が伝わること、さらに「緑豊かな江の島の風景がいつまでも続くように」という想いが込められているこの商品の由来を、写真のビジュアルを通じて表現しました。
スワン洋菓子店さんでは、この秋、ハロウィンや秋の収穫祭など、楽しいイベントも目白押しのようです。私も近いうちにまた行きたいなと思っています。
