「藤田道子 ほどく前提でむすぶ」 展
茅ヶ崎美術館で開催中の藤田道子さんというアーティストの展覧会に行ってきました。
初めて知った作家さんなのですが、紙、絹糸、布、リボン、鏡などを素材にして作られた作品は、光や影、風までもその一部になっているようなインスタレーションで、こんな時期だからこそ気持ちを緩ませるような優しいパワーを感じました。そして、同世代の女性という意味でも刺激を受けました。
私が特に惹かれたのは、写真の「Silk thread シリーズ」。
絹糸と木材で作られたこの作品は、柔らかい緊張感と美しい影に見惚れて、しばらく眺めていました。
春という時期にぴったりな展覧会ですが、早くも梅雨入りしそうなこんな時期にもおすすめな気がします。6月6日まで開催中のようです。
YouTubeの宣伝動画が、またいい感じです。